- 絳アト日記: ePub 2.0 ことはじめ (1) シンプルな ePub を作る
- 絳アト日記: ePub 2.0 ことはじめ (2) iBooks で確認
- 絳アト日記: ePub 2.0 ことはじめ (3) HTML 整形
- 絳アト日記: ePub 2.0 ことはじめ (4) Makefile を作る
- 絳アト日記: ePub 2.0 ことはじめ (5) 目次の作成
の続きです。
HTML で ePub 文書を書けるようになりましたし、目次も作ることができるようになりました。これで、ePub ドキュメントを作成する準備はほとんど整ったと言って良いでしょう。
さて、本エントリーでは ePub での画像の扱いについて書きます。
ePub で画像
画像を挿入するには、HTML の img
要素を使います:
<img src="foo.jpg" alt="サンプル画像" />
ePub が対応している画像は JPEG, PNG, GIF, SVG の四種類です。
content.opf の変更
ePub で画像を入れる際の注意点は、挿入する画像を content.opf
に登録しておかなければいけない点です。登録は manifest
要素の中で行ないます。
サンプル・コードです。
<item id="sample-jpg" href="sample.jpg" media-type="image/jpeg" />
<item id="sample-png" href="sample.png" media-type="image/png" />
<item id="sample-gif" href="sample.gif" media-type="image/gif" />
<item id="sample-svg" href="sample.svg" media-type="image/svg+xml" />
ソースとプレビュー
ソースコードは github で見ることができます。
iPad 上の iBooks で各々の画像を表示させてみました:
SVG もちゃんと表示されていますね。良かったです。
SVG 画像の作成
SVG 画像の作成には、graphviz を使いました。ソースコードは data ディレクトリー内にあるので、興味のある方は github で確認して下さい。なお、PNG/JPEG/GIF ファイルは SVG ファイルから convert したものです。
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