2011年4月20日水曜日

ePub 2.0 ことはじめ (2) iBooks で確認

の続きです。

本エントリーでは、先のエントリーで作成した ePub を iBooks で確認する方法を紹介します。iBooks に自作した ePub を渡すには、大きく分けて二通りの方法があります。一つは iTunes 経由で ePub を渡す方法。もう一つはウェブ上からダウンロードする方法です。

iTunes 経由

  1. iTunes を起動して、「ブック」を開く
  2. ePub ドキュメントを「ブック」にドラッグ & ドロップ
  3. iPhone/iPad を iTunes と同期させる

以上で、iBooks に ePub ドキュメントを登録することができます。

ウェブ経由 (1) ダウンロード

  1. ウェブ上に ePub ドキュメントをアップロード
  2. iPhone/iPad 上の Safari から、アップロードした ePub のリンクをクリック
  3. 新しいウィンドウが開いて、ファイルを開く方法の選択肢が現れる
  4. 「iBooksで開く」を選択する

以上で、iBooks に ePub ドキュメントを登録することができます。

ウェブ経由 (1) Dropbox

ウェブ・ストレージ Dropbox を使う方法です。この方法が一番手軽で便利です。

準備

Dropbox のアカウントを取得し、Dropbox アプリを iPhone/iPad にインストールしておきます。

Dropbox から iBooks へ
  1. Dropbox に ePub ドキュメントをアップロード
  2. iPhone/iPad の Dropbox アプリを起動
  3. アップロードした ePub ドキュメントを選択
  4. Dropbox で ePub ドキュメントを開けない旨、メッセージが出る
  5. 「外部アプリへ送る」ボタンをタップし、iBooks を選択

以上で、iBooks に ePub ドキュメントを登録することができます。

iBooks で確認

iPhone の iBooks で ePub ドキュメントを見てみます。

iBooks アプリを開くと、「ePub 2.0 ことはじめ」がありますね。

ePub ドキュメントを開くと、「こんにちは」と表示されました。いい感じです。

「ライブラリ」の隣のボタンをタップすると、目次ページが開きます。第一章が「サンプル」になっています。

ドキュメントの中身を読めましたし、目次も確認できました。先日、作った ePub が iBooks で読めたわけです。確認作業は終了です。

次回は、xhtml をいじってもう少しまともな ePub ドキュメントを作ってみましょう。

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