第 16 回 国際電子出版 EXPO が現在、東京ビッグサイトで開催中です。東京国際ブックフェアも同時開催中。
開催時間は 10:00〜18:00。電子出版に興味のある方は、のぞいてみると良いかもしれませんね。
私は時間が許せば明日、見に行きたいと思っています。
電子出版 (epub) に興味を持っています。いずれは電子出版で本など書きたいと願っている素人です。
スイスの個人作家 Andrew Hyde 氏が、Amazon Kindle のロイヤルティが必ずしも 70% ではないと言っています。
このカラクリは、Wi-Fi 及びパケット通信費が作家負担となる、という Amazon 側の契約にあります。この点を考慮に入れると、実質ロイヤリティは 51% 程度
にまで落ち込むそうです。
日本では、まだ Amazon Kindle は上陸していませんが、同じことが起きても不思議ではありません。それも、作家が気付かないうちに同じ罠が張られている形で。少し気が早いですが、頭の片隅に入れておいて損はない情報ですね。
ブログを始めて、早いもので一年が経ちました。
このブログの 2 つ目のエントリーは ValueDomain でドメイン名 akaato.com を取得するお話でしたが、一年を経て ValueDomain さんからドメイン更新手続きのメールが届きました。そこで、2 年分の利用料をクレジット・カードで決済しました。これで Google Apps もあと 2 年使えるというものです。
さて、ePub3 ビューワーが出て来ません。おかげで、ブログを書くモチベーションが上がりません。とはいえ、このまま何も書かないでいるのも悲しいものです。これからは、せめて月一程度のブログ更新を目指したいと思います。どうぞよろしく。
「EPUB3コンテスト」の結果が今日、発表されました。
4 つの賞が用意されており、受賞者・受賞作品は次の通りです:
「珈琲新聞」は HTML+CSS で新聞の複雑なレイアウトを再現する力作。「涼州詞」は漢詩を原文・書き下し文・繁体中国語・簡体中国語等で記述した作品。「OnDeckインタビュー記事」は雑誌誌面再現のデザイン性が評価されたのでしょうか。「ごんぎつね」は読み上げ部分がハイライトするという障害者向けのサポート機能を光を当てた作品。
ソースコードは、結果発表ページからダウンロードできますので、興味を持たれましたら中身を見てみるのもよろしいかと存じます。
メール・チェックを怠っていたら、6 日も前に「EPUB3コンテスト」から落選メールが届いていました。受賞者は 2011-08-03 (水) に発表されるとのことです。
私が投稿した作品は二つ。どちらも、github に在りますので自由に閲覧できます。折角なので、少しだけ紹介文を書きます。
デパートのカタログを見ると、複数のメーカー/ブランドの商品を綺麗にカテゴライズして並べてありますよね。私は、新幹線の網に入っているカタログが好きです。
こういうカタログを作るのって大変だろうな... と思ったのが、作成のきっかけ。メーカーから商品のデータをもらったら、判面に合わように配置して、見栄えを揃えて、並べる順序も考えて。。。それを季節ごとに作り直し!? 大変そう。
そこで、メーカーから上がってきたデータをそのまま配列するだけのカタログを作りました。もちろん、それでは利便性が低過ぎです。そこからが、本と書子書籍の違い。ePub3 では JavaScript がオプションで使えるようになりました。オプションなので、当然 JavaScript 非対応な ePub リーダーも考えなくちゃいけないんですが、今回は可能性を探るという目的で JavaScript が使えるリーダーのみを対象に... やることは「検索」機能の独自実装です。
bk ブログさんのコードを参考にさせてもらって、商品ごとの検索をユーザーにしてもらおうというわけです。オリジナルのソース・コードは一行のみの検索 (grep) ですが、私のプログラムは商品単位で検索を行ないます。これは、HTML5 で section, article といった要素が追加されて、一行じゃない検索 (コンテキスト grep) がやり易くなったのを活用しています。
ePub3 で LaTeX の入門を書きました。LaTeX というのは、紙用の組版システムです。とても高度な電子出版ソフトと言えば良いでしょうか。その高度なツール「LaTeX」の入力と出力サンプルを ePub でどれだけ再現できるか、に挑んだのが本作です。
LaTeX の説明を本文で書きつつ、aside
要素を使って「ePub3 で LaTeX の表現を再現する方法」を書きました。LaTeX の説明文も全て自分で書いたので大仕事でした (さすがに Public Domain になってる LaTeX の説明本はないので...)。
書いてて気付いた点を挙げておきます。
数式は、現在サポート真最中という感じですね。
最近流行の Google+ の招待状が届きました。しかし、招待状のページに飛んでみるとすげない言葉が並んでいます。
この機能を使用するには Google プロフィールが必要です。
私が使っている Google Apps では、ほとんどの Google サービスが使えますが、Google プロフィールは例外なのです。そして、Google+ には Google プロフィールが必須とのこと。
Google 側が Google Apps における Google プロフィール対応を一日でも早く行なってくれることを望みます。
イースト株式会社がおそらく世界で初となる ePub3 ビューワーをリリースしました。ビューワー名は「espur (エスパー)」です。
espur の概要をまとめます。
MathML は WebKit 依存だとか、JavaScript はインタラクティブなものに対応していないとか、目次のサポートが不十分といった既知の問題は espur のウェブページに載っているので、そちらを参照して下さい。
ともあれ、これで ePub3 ドキュメントの確認環境が出来たわけですね。喜ばしいことです。
私は残念ながら Mac と Windows XP のユーザーなので espur が使えません。Windows XP に対応して欲しいとは思いませんが、Mac には対応して欲しいところです。