2011年4月3日日曜日

Google Apps を始める 3 — Gmail の設定

復習

Google Apps を始める 1 — ValueDomain でドメイン取得akaato.com ドメインを取得しました。以後、akaato.com を貴方が取得したドメインに読み替えてお読み下さい。

Google Apps を始める 2 — Google Apps の登録 で akaato.com ドメインを Google Apps で使えるようにしました。

Gmail の設定

Google Apps の設定を終えただけでは、Gmail がまだ使えません。メール送受信のためには、MX レコードの設定を行ないます。MX は Mail eXchange の略で、メールの配送先を決定する時に使われる情報です。

Google Apps で Gmail を有効にする

Google Apps にログインして、ダッシュボードにアクセスします。

  1. Google Apps にアクセス
  2. 「ご登録済みの方はこちらからログイン」をクリック
  3. ドメインに「akaato.com」を入力、プルダウン・メニューで「このドメインを管理」を選択して「移動」ボタンをクリック
  4. ログイン画面が現れるので、Google Apps の管理者ユーザー名 (ドメインは不要) とパスワードを入力

ダッシュボードには「サービスの設定」と表示されています。

「メール」項目の「メールを有効にする」をクリックします。メールの設定方法がゴチャゴチャと出てきます。とりあえず、そのページを残したままにします。残りの設定は Value Domain で行ないます。Value Domain は別タブか別ウィンドウで開くとよいでしょう。

Value Domain で MX レコードの設定

Value Domain にログインし「DNSレコード/URL転送の変更」をクリックします。

「DNS 設定」の「設定フィールド」には、Google Apps の設定で書いた cname から始まる一行があるはずです。そこに追記する形で、以下のテキストをコピー & ペーストします。

mx aspmx.l.google.com. 10
mx alt1.aspmx.l.google.com. 20 
mx alt2.aspmx.l.google.com. 20 
mx aspmx2.googlemail.com. 30
mx aspmx3.googlemail.com. 30
mx aspmx4.googlemail.com. 30
mx aspmx5.googlemail.com. 30
txt @ v=spf1 include:_spf.google.com ~all

(この 8 行は Google Apps + 独自ドメインで自分だけのメールアドレス の設定をそのまま使わせてもらいました)

設定を保存したら、Google Apps に戻ります。

最後の一押し

Google Apps のページに戻ったら、「指定された手順を終了しました」ボタンをクリックします。以上で作業は終了です。

スクリーンショットの様に、最大 48 時間待つ必要があります。

Google Apps の Gmail 画面にアクセスする

Gmail にログインするには 2 通りの方法があります。

  1. 普通に Gmail のログイン画面に行きユーザー名とパスワードを入力する。ただし、この時、ユーザー名は「ユーザー名@akaato.com」と入力する
  2. http://mail.google.com/a/akaato.com にアクセスし、ユーザー名とパスワードを入力する。この時、ユーザー名にドメイン名は付けない (URL の末尾 akaato.com は貴方のドメイン名で置き換えて下さい)

Gmail にログインできたら、自分なりに設定をいじりましょう ;)

なお、Google Apps の Gmail は、一般の Gmail と比べて新機能の利用可能時期が遅れることがあります。

参考サイト

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