4/25、「電子書籍 らくらくPACK」下書きの第三回が配信されました。同書については、過去記事をお読み下さい。
- 絳アト日記: 「電子書籍 らくらくPACK」下書き — 第 2 回配信
- 絳アト日記: 「電子書籍 らくらくPACK」下書き無料公開
- 特設:電子書籍 無償配布キャンペーンのお知らせ|gihyo.jp … 技術評論社 (ダウンロード・サイト)
第三回の内容は「電子書籍作成の準備」です。ePub の構成と ePub 作成に必要になるファイルが解説されています。ePub 作成は第一回で触れたように、Sigil を使います。従って、Sigil が自動作成するフォルダー構成をもとに解説が行なわれます。content.opf と toc.ncx ファイルは Sigil が自動作成するので、中身については説明がありません。
ePub を手で作った方はご存じの通り、zip 圧縮にコツが要ります。第三回では、この点を言及していますが Sigil がやってくれているので問題ないとしています。全て Sigil 任せにしないで、zip 圧縮のコマンド解説を入れて欲しいものです。もちろん、コラムか付録の様な本編とは関係のないところで良いですが。
ePub の構成の説明が終わると、Sigil を含めたアプリのインストール方法が解説されます。
第三回の内容は盛り沢山で、画像編集アプリ・原稿のチェックポイント・テキストファイルの作成例・画像ファイルのサイズ変更・XHTML の基礎解説・CSS の基礎解説が続きます。ただし、今回の配布では、後半部分が目次のみとなっています。
本文を読んで参考になった点を紹介します:
- SVG 対応のリーダー・アプリは多くない
- ePub 2.0 では縦書きや複雑なレイアウトを設定できない
- ブログを書くよりも、原稿のチェックを綿密・多角的に行なう
- 原稿ファイルはテキスト・エディタで用意 (大量のファイルに対して Sigil が落ち易いからか?)
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